「うちの子、サッカーを始めたいって言っていて…でも、どのスクールがいいのか全然分からない!」
サッカーを始めるタイミングやきっかけは様々。
友だちの影響だったり、テレビでスター選手を観たことだったり。親としてはその「やってみたい!」という気持ちを応援したいものの、いざスクールを選ぼうとすると情報が多すぎて迷ってしまいますよね。
この記事では、小学生の子どもを持つ保護者に向けて、サッカースクールを選ぶ際に押さえておきたいポイントや注意点を、分かりやすく紹介していきます。
ステップ①スクールへ行く目的を明確にする
まず考えるべきは「何のためにスクールへ通わせるのか」という目的です。
- 子どもが体を動かして楽しく過ごすため
- サッカーの技術を身につけて、チームで試合に出たい
- 将来的にプロ選手を目指したい
- 仲間との協調性を学ばせたい
目的が違えば、選ぶべきスクールの種類やスタイルも変わってきます。
例えば、遊び感覚で楽しく参加できる地域のスポーツ教室もあれば、Jリーグの下部組織が運営するアカデミーのように、本格的な指導を行う場所もあります。
大切なのは、第一に子どもの気持ち、次に保護者の願いや家庭環境など。スクール体験前、体験後、入会前に家族で話してみましょう!
ステップ②:スクールの種類と特徴を知る
サッカースクールと一口に言っても、いくつかの種類があります。それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
民間団体のスクール
- 平日の夕方や週末に通いやすい
- 楽しさ重視から技術重視まで様々
- スクール独自のカリキュラムを導入していることが多い
- セレクション(選考試験)がある場合も
Jクラブ・プロクラブ系スクール
- 有名なクラブが運営している
- 施設や環境が整っている
- セレクション:選考試験がある上位クラスがある(強化クラスやスペシャルクラス等)
ステップ③:スクール体験に参加して「空気感」をチェック!
どんなスクールかを知るには、体験練習への参加がいちばん!体験では次のようなポイントに注目してみましょう。
見ておきたいポイント
- コーチの声かけの質と量:子どもに対して誠実か、名前を頻繁に呼んでいるか
- 子どもたちの表情:真剣になっている?過度に緊張またはリラックスしていない?
- クラス全体の雰囲気:落ち着いている?騒がしすぎない?
- 子ども同士の関係性:自分に集中しているか?困った仲間に手を差し伸べてくれるような子はいるか?
保護者のチェックポイント
- 送迎や駐車場のしやすさ
- グラウンドの環境(安全か、整備されているか)
- 保護者同士の関係性や雰囲気
- 施設の清潔さや雰囲気
- トイレや更衣スペースの有無
「うちの子、ここなら続けられそう」と思える雰囲気があるかどうかが大切です。
ステップ④:通いやすさと生活リズムへの影響を確認
スクールを継続して最大限活用するには、生活リズムと無理なく両立できるかも重要です。
- 練習の時間帯(他の習い事と学校生活に過度に影響しない?)
- 練習場所までの距離(保護者が送迎できる範囲?自転車でも行ける?)
- 練習頻度や曜日(週何回、1回あたり何分の練習?)
- 費用(月謝、初期費用:入会金・ユニフォーム代など)
サッカーは特に屋外での活動が中心なので、雨天中止や熱中症対策も必要になります。
そうした「続ける現実」をイメージすることも、後々の後悔を防ぐポイントです。
実際の保護者の声
ケース①:初心者の子に楽しい経験を
「最初はうまくできないこともあったけど、コーチが褒めながら指導してくれたので、本人も自信をつけてきました!」(小学1年・男の子ママ)
ケース②:通いやすさが決め手
「平日の夕方に家の近くでやってくれるスクールだったので、宿題や夕飯の時間にも影響せず、続けやすいです」(小学2年・女の子パパ)
ケース③:本格派を目指して
「プロクラブのアカデミーはセレクションがあったけど、コーチの目線が高く、成長が早くなったと思います」(小学3年・男の子パパ)
まとめ:正解は一つじゃない:大事なのは「目的に合っていること」
スクール選びで迷うのは当然です。情報が多くて不安になることもありますが、最も大切なのは、お子さんが「ここでやりたい!」と思えること。
保護者が見極めるポイントと、子どもが感じる安心感。そのバランスをとりながら、無理なく楽しく続けられる環境を見つけてあげましょう。
スクール選びの過程もまた、子どもと親が一緒に成長していくプロセスです。どうぞ焦らず、困ったことは実際にそこのコーチに尋ねてみましょう!
サッカーママ・パパ、今日もお疲れ様です!
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