「うちの子、コーチの言うことを全然聞かない…」
「練習中もぼーっとしていて、全然集中できていない」
そんな悩みを抱えるサッカーパパ・ママは多いのではないでしょうか。一生懸命練習してほしい、指導を素直に受け入れてほしい——そう思えば思うほど、不安や焦りが募りますよね。
でも、ただ「ちゃんと聞きなさい!」と叱るだけでは逆効果になることがほとんどです。この記事では、子どもがコーチの話を聞かない本当の理由と、パパ・ママができる「育成につながる声掛け」をご紹介します。
コーチの話を聞かないのは「反抗」ではない
「反抗しているのでは?」と感じることもあるかもしれませんが、多くの場合それは反抗ではなく、「理解不足」や「主体性の発展途上」による自然な行動です。
小学生年代の子どもにとって、「大人の指導を受け止める力」や「自ら考えて動く力」はまだ育ち途中。すぐにコーチの意図を汲み取ったり、状況を判断して動くのは難しいのです。
現代のサッカー育成でも、「言われたとおりに動く子」より「自分で考えて動ける子」の育成が重視されています。子どもが戸惑ったり、話を聞いていないように見える場面も、成長途中の自然な過程として受け止めることが大切です。
今日からできる3つの声掛け
1. 「聞きなさい」ではなく「どう思った?」と尋ねる
コーチの話をちゃんと聞いていないと感じたとき、一方的に叱るより、まずは穏やかに問いかけてみましょう。
「今日、コーチにどんなことを言われた?」
「その話、どう思った?」
「自分だったらどうする?」
子どもが話し出すことで、自分で考えるきっかけが生まれます。「判断する習慣」は、こうした日常の問いかけの積み重ねで育まれます。
2. コーチの存在を「親が」リスペクトする
子どもはとても敏感です。家庭でパパ・ママがコーチの話を否定的に語っていると、「コーチの言うことはあまり大切じゃない」と感じてしまいます。
逆に、親がコーチをリスペクトする言葉を使うと、子どもも自然と前向きに受け入れるようになります。
「○○コーチの教え、試合のときに役立つよね」
「あのアドバイス、すごく大事なことだと思う」
3. 失敗を責めず、チャレンジを肯定する
指導を受けてもうまく実行できなかったとき、「なんで言われた通りにできないの?」と責めると、子どもはチャレンジすること自体を恐れるようになります。
大切なのは、失敗しても「やろうとした事実」を認めてあげること。
「やってみたんだね、えらかったよ」
「次はどうしたらうまくいくか、一緒に考えようか」
こうした言葉が、子どもの「もう一度やってみよう」という意欲を引き出します。
親の関わり方が「自ら考える子」を育てる
子どもが自分で考え、判断し、行動できるようになるには時間がかかります。しかし、親の声掛けや接し方の積み重ねが、その成長を大きく後押しします。
コーチの話を聞かない問題は、子どもだけの課題ではありません。家庭でのコミュニケーションを少し変えるだけで、グラウンドでの子どもの姿も変わっていきます。
焦らず、一歩ずつ。今日から実践できる声掛けを、ぜひ試してみてください。
まとめ
子どもがコーチの話を聞かないのは反抗ではなく、成長途中の自然な姿です。①「どう思った?」と問いかける、②親自身がコーチをリスペクトする、③失敗を責めずチャレンジを肯定する——この3つの声掛けを日常に取り入れることで、子どもの「自ら考える力」が育まれます。



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