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【お悩み解決】お父さんコーチはひいきしてる?わが子への正しい指導法

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「パパがコーチだと、うちの子だけ特別扱いされてるって思われてないかな……」

「逆に、自分の子だけ厳しく叱っていないか心配で、帰りの車の中が気まずくて……」

スポ少やジュニアチームでお父さんコーチをされているパパさん、そしてそのチームにお子さんを送り出しているサッカーママさんの中に、こんなモヤモヤを抱えている方はとても多いです。実際に私のブログへの相談でも、毎月のように届くテーマのひとつです。

「ひいきしているつもりはないのに、そう見られてしまう」―これが、お父さんコーチが抱える最もつらい矛盾です。

今日は、20年以上サッカースクールのコーチとして子どもたちと向き合ってきた経験から、この問題の本質と、今日から実践できる解決策をお伝えします。


問題の本質:「親」と「コーチ」を同時にやることの難しさ

お父さんコーチが直面するいちばんの困難は、「親」と「コーチ」というふたつの役割を同時に背負わなければならないことです。

親としては、わが子に活躍してほしい。試合に出てほしい。うまくなってほしい。これは当然の感情です。ところがコーチとしては、チーム全体を見て、公平に、子どもたち全員の成長を促さなければなりません。この二つの役割は、根本的に矛盾することがあります。

そしてもうひとつの問題。子どもの側から見ると、「パパがコーチ」というのは、ひとつの特別な緊張を生みます。家ではパパ、グラウンドではコーチ。この「切り替え」を子どもは戸惑いながら受け取っています。

「ひいき」と「厳しすぎる指導」、その両方が同時に起きやすいのがお父さんコーチの宿命です。


なぜそうなってしまうのか?3つの原因

① 「我が子への期待」がグラウンドに持ち込まれる

今日のスクールでも、こんなシーンを見かけました。お父さんがコーチとして指導している最中、自分の子が失点に絡むミスをした瞬間に、声のトーンと表情が変わったのです。本人はまったく気づいていないようでしたが、子どもは敏感にそのサインを受け取っていました。

「失敗したらパパに怒られる」という恐怖が、子どもの自由なプレーを奪ってしまいます。親としての期待がそのままグラウンドに持ち込まれると、コーチとしての指導の質も下がってしまうのです。

② チームメイトへの「公平性」が保てなくなる

無意識のうちに、わが子のプレーを多く見てしまったり、逆に「えこひいきと思われたくない」から、わが子にだけ厳しく当たってしまうことがあります。どちらの方向にせよ、「わが子だから」という意識がチームの公平性を乱してしまいます。

アドラー心理学では、人は「所属感」を求めると言われています。チームの子どもたちは全員、「自分はこのチームに必要とされている」という感覚を持ちたいもの。一人だけ扱いが違うと感じると、チーム全体の雰囲気が壊れていきます。

③ 「指導」と「叱責」の境界線があいまいになる

子どもへの指摘が、コーチとしての冷静な指導ではなく、親としての感情的な叱責になってしまうことがあります。「なんでできないんだ!」というひと言は、グラウンドでは他の子どもたちの目にもさらされます。子どもにとっては、二重の恥ずかしさと傷つきになるのです。


解決方法:「コーチモード」と「パパモード」を意識的に切り替える

この問題を乗り越えているお父さんコーチたちに共通しているのは、「切り替えの儀式」を持っていることです。

たとえば、練習前にチーム全員に向けて「今日のテーマ」を宣言する。そのとき、わが子だけでなくチーム全員の顔を見回しながら話すことで、「今日の自分はコーチだ」という意識がスイッチします。

また、アドラー心理学の「勇気づけ」の視点を取り入れることも効果的です。ミスを叱るのではなく、「次はどうしよう?」と問いかける。これはわが子にも、チームメイトにも、同じ言葉と同じトーンで届けることが大切です。

「叱る」指導は短期的に行動を変えるかもしれませんが、「問いかける」指導は子どもの内側から意欲を引き出します。

コーチとしての自分を保つためには、練習中は「うちの子」ではなく「チームのひとり」として見る意識を強く持つこと。そして帰り道の車の中でパパに戻る、この切り替えが子どもとの信頼関係を守ります。


今日からできる具体アクション5つ

① 練習前に「コーチとして来たよ」と子どもに伝える

家を出る前か、グラウンドに着いたときに一言。「今日はパパじゃなくてコーチとして来るから、他の子と同じように声かけするね」この一言が子どもの心を安心させ、切り替えを助けます。

② ポジティブフィードバックは「全員に均等に」意識する

練習中、「ナイス!」と声をかけた回数を練習後に思い返してみましょう。わが子だけに多くなっていませんか?逆にわが子だけに少なくなっていませんか?意識するだけでバランスが変わります。

③ ミスへの対応は「質問」で返す

「なんで蹴らなかったの?」ではなく「あのとき、どうしようと思った?」と聞いてみてください。これはわが子だけでなく、全員への指導に使えるアドラー式の問いかけです。

④ 練習後「コーチ終わり宣言」をする

帰り道や帰宅後に、「今日のコーチタイムは終わり。パパに戻ったよ」と明示的に伝えましょう。子どもは「今はパパと話していい」と安心します。この切り替えがなければ、子どもはずっと緊張したままです。

⑤ サッカーママと「チェック係」の約束をする

「練習中に自分の子だけ叱り方が違ったら教えて」とパートナーやほかの保護者に頼んでみましょう。外から見てもらうことで、盲点に気づけます。これはひとりでは気づきにくいことです。


まとめ:「親であること」も「コーチであること」も、どちらも誇れる

お父さんコーチという存在は、子どもにとってかけがえのない財産になり得ます。「パパが一緒にサッカーを教えてくれた」という記憶は、大人になっても消えません。

ただし、そのためには意識的な「切り替え」と「公平さ」が必要です。完璧にやる必要はありません。でも今日お伝えした小さなアクションのひとつから、始めてみてください。

「厳しく叱るパパコーチ」より「問いかけながら共に考えるコーチ」の方が、子どもは10倍速く成長します。

もしこの記事を読んで「うちもそうだった……」「こんなこと悩んでいる」という気持ちになったら、ぜひコメントで教えてください。同じ悩みを持つパパさん・ママさんへの、大きな励ましになります。

また、「子どもへの声かけを変えたい」「もっと詳しく聞きたい」という方は、ブログ内の他の記事も参考にしてみてください。一緒に、子どもが「サッカーが好き」と言い続けられる環境を作っていきましょう。

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