「またミスしちゃった…」練習中に何度も同じミスを繰り返すわが子を見て、つい「どうしてまた!」と口を出してしまう——サッカーパパ・ママなら誰もが経験することです。
実はプロのサッカーコーチでさえ、子どものミスに直面するたびに試行錯誤を重ねています。今回はプロコーチ・倉本和昌氏の視点をもとに、子どもの成長を本当に促すサポートの仕方をお伝えします。
「またミスか」という反応が、さらにミスを生む
感情的に「またミスか!」と反応してしまうと、選手の心にプレッシャーがかかり、さらにミスを誘発する悪循環に陥ると倉本コーチは言います。
子ども自身も「またやっちゃった…」と落ち込んでいる状態で、否定的な言葉を浴びせられると自信と意欲を失ってしまいます。その状態ではのびのびとプレーできません。
大切なのは「なぜそのミスが起きたのか?」という原因に目を向ける視点です。
その前に何を考えていたか、ポジション取りに問題はなかったか、視野が狭くなっていなかったか——見えている結果だけで判断せず、思考の流れや感情に寄り添うことで、初めて本質的なサポートができます。
「どうだった?なぜそうなったと思う?」が成長を引き出す
試合や練習後に親子で「どうだった?」「なぜそうなったと思う?」と話し合うだけで、子どもは自分のプレーを客観的に見直すきっかけを得られます。
倉本コーチが繰り返し語るメッセージがあります。
「今できないからといって、ずっとできないわけではない」
サッカーは反復と挑戦の連続です。同じミスを繰り返すことは「チャレンジしている証拠」でもあります。その視点を持つだけで、親の言葉が変わります。
長所を伸ばすことで、短所もカバーされる
弱点の修正ばかりに集中するのではなく、「得意なことをさらに伸ばす」アプローチが子どもの自信と意欲を高めます。
「パスが上手いね」「あのドリブルのコース取りはよかった」といった具体的な褒め言葉が、子どもに「自分はできる」という感覚を植え付け、苦手な部分にも前向きに取り組む土台をつくります。
プロの知見を日常に取り入れる
倉本和昌コーチやゴールキーパーコーチのジョアン・ミレ氏が行うオンラインセミナーでは、技術指導だけでなく選手の心理や育成方法まで幅広く学べます。親が学ぶ姿勢を持つことで、子どもとの関わり方にも自然と深みが生まれます。
まとめ:同じミスも「成長の種」になる
子どもがミスを繰り返すことは、決してダメな証拠ではありません。むしろチャレンジしている証であり、成長のチャンスです。
叱るより「一緒に考える」、欠点を責めるより「長所を伸ばす」——この視点の転換が、子どものサッカーライフをより輝かせます。今日から少しだけ、接し方を変えてみてください。



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