「世界最強国はどこ?」と聞かれれば、現在その称号を持つのはアルゼンチンです。メッシ選手をはじめ、世界中を魅了するスター選手を次々と輩出するアルゼンチンの育成法には、日本の少年少女サッカーにも活かせるヒントが詰まっています。
今回は、テレビ東京の番組『FOOT×BRAIN+ #717』の内容をもとに、アルゼンチンの育成の秘密を解説します。
「バビーフットボール」——体験で戦術を学ぶ
アルゼンチンの小学生年代では「バビーフットボール」というミニサッカー形式での育成が行われています。狭いスペースでのプレーを通じて、「相手がゾーンで守ってきたらどうする?」「マンマークならどう崩す?」という戦術判断を、頭ではなく体で覚えていくスタイルです。
知識を詰め込むのではなく、実戦の中で「気づき」と「感覚」を育てる——この体験重視の育成法が、創造性豊かなアルゼンチン選手を生み出す土台になっています。
「いいものは何でも取り入れる」柔軟な姿勢
アルゼンチンのもう一つの強さは、自国の伝統にこだわらない柔軟さです。
- バルセロナの育成スタイルを積極的に研究・導入
- 陸上選手・ベン・ジョンソン氏を招いてフィジカルトレーニングを実施
- 他国の食事管理の習慣(朝食チェックなど)も即座に取り入れる
「良いものはどんどん取り入れる」という姿勢が、サッカーだけでなく他競技の知見も育成に活かし、選手たちの総合的な成長を後押ししています。
環境への投資を惜しまない
経済的に豊かとは言えない南米の国でも、選手の成長に必要な環境整備には投資を惜しまない姿勢が徹底されています。ガラス張りのリハビリ施設など、選手が最高のコンディションで練習できる環境をつくることを最優先にしています。
まとめ:アルゼンチンから学ぶ育成の本質
アルゼンチンの育成から学べることは、次の3つに集約されます。「体験と実戦を通じて学ばせること」「良いものは柔軟に取り入れること」「環境への投資を惜しまないこと」——これらはどれも、日本の少年少女サッカーにも応用できる考え方です。
わが子のサッカーを支えるサッカーパパ・ママも、「戦術を押しつける」のではなく「体験から気づかせる」関わり方を意識してみてください。それがアルゼンチン式育成の真髄です。



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