「サッカーの上達には食事も大事」とよく言われますが、具体的に何をどう食べればよいのか、迷うサッカーパパ・ママも多いはずです。
今回は、書籍『子どもがサッカーを始めたら読む本<7人の賢者に聞いた53の習慣>』(土屋雅史 著、大槻邦雄 監修)第4章「よく食べられることって大事ですか?」をもとに、少年少女サッカーにおける食のサポートのポイントを解説します。
食事のバランス=必要なエネルギーと栄養素が揃っている状態
「食べる量は多いのに、なんとなく元気がない」——その原因は量ではなく、栄養バランスの偏りにあるかもしれません。運動量の多いサッカー少年少女にとって、エネルギーと栄養素をしっかり摂ることはパフォーマンスの土台です。
意識したいのは、主食・主菜・副菜・乳製品・果物の5種類を1日の食事の中でバランスよく揃えることです。
1日3食+補食で「5種類」を意識する
具体的には次の5つが揃うと理想的です。
- 主食(ご飯、パン、麺類):エネルギー源となる炭水化物
- 主菜(肉、魚、卵、大豆製品):筋肉をつくるたんぱく質
- 副菜(野菜、海藻、きのこ):体の調子を整えるビタミン・ミネラル
- 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ):骨をつくるカルシウム
- 果物:疲労回復を助けるビタミンCなど
たとえば朝食なら「トースト+卵焼き+サラダ+ヨーグルト+バナナ」でこの5種類が揃います。完璧を目指す必要はなく、「1つ増やしてみる」意識を続けることが大切です。
食習慣は積み重ねでつくられる
「好き嫌いが多くて野菜を食べてくれない」——そんな悩みを抱えるサッカーパパ・ママも多いはずです。ただ、子どもの食習慣はこれまでの家庭の食生活が大きく影響しています。
いきなり理想の食事に変えようとするのではなく、「今日の夕飯に野菜をひとつ足す」「週に1回は一緒に料理をする」など、小さな工夫の積み重ねが子どもの食の習慣をつくっていきます。親子で食に向き合う姿勢が、食べることの楽しさを育てます。
水分補給と補食の重要性
サッカーは汗をかくスポーツです。練習や試合の前後だけでなく、こまめな水分補給を習慣にしましょう。脱水は集中力の低下や体調不良に直結します。
また、長時間の練習前後には、おにぎりやバナナなどの補食でエネルギーを補うことも重要です。「食べすぎると動けない」という誤解から補食を省いてしまう家庭もありますが、適切な補食は回復と成長に欠かせません。
まとめ:食のサポートも「子育ての一部」として楽しもう
食事は、子どもの体をつくり、サッカーのパフォーマンスを支える重要な要素です。バランスを意識した食事と水分補給を習慣にすることで、子どもは元気にピッチを走り続けられます。難しく考えず、日々の食卓で少しずつ「5種類」を意識してみてください。


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